相馬市地域防災計画(平成31年2月改訂)

1.相馬市地域防災計画とは

相馬市地域防災計画は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第42条の規定に基づき、相馬市防災会議が作成する計画です。

相馬市の地域における防災に関し、市、防災関係機関及び市民がその有する全ての機能を十分に発揮し相互に連携を図りながら、災害予防、災害応急対策及び災害復旧・復興を実施することにより、市民の生命、身体及び財産を災害から保護するとともに、災害による被害を最小限に軽減することを目的としています。

2.計画改訂の経緯等

市は、東日本大震災や近年の大規模自然災害を踏まえた災害対策基本法の改正、及び国の防災基本計画や福島県地域防災計画の修正を受け、相馬市地域防災計画の全面的な見直しを行ってきました。平成10年度に本計画を改訂して以来の全面改訂となります。

平成31年1月31日に市防災会議を開催し、委員の皆様に計画の改訂案について審議をいただき、了承されました。

今後、市は、改訂後の新しい計画の下、個別の防災対策に取り組んでいきます。

3.改訂後の新しい計画の内容

(1)基本方針

改訂後の新しい計画は、各種災害対応に共通となる「災害予防計画」「災害応急対策計画」「災害復旧・復興計画」をまとめ、さらに、風水害や地震災害、津波災害(新設)、海上災害、林野火災、大規模な火事災害、原子力災害(新設)の7つの「個別災害対策計画」を含む全6編で構成しました。

なお、原子力災害対策計画は、隣接する南相馬市、飯舘村が原子力防災対策の重点区域内であり、東京電力福島第一原発の事故では、本市でも放射性物質の飛来が確認され、放射線量測定による安全確認が必要となったことを踏まえて新設しました。

(2)自助・共助・公助の連携

大規模災害では公助(行政)の対応には限界があり、過去の災害では、自助(市民・家族・事業所)、共助(自主防災組織等)による助け合いによって、多くの命が救助されました。「自助・共助・公助」の役割分担と連携により、減災に取り組むこととします。

地域防災力の向上

(3)計画の構成

改訂後の新しい計画は、各種災害対応に共通となる「災害予防計画」「災害応急対策計画」「災害復旧・復興計画」をまとめ、さらに、風水害や地震災害、津波災害(新設)、海上災害、林野火災、大規模な火事災害、原子力災害(新設)の7つの「個別災害対策計画」を含む全6編で構成しました。

なお、原子力災害対策計画は、隣接する南相馬市、飯舘村が原子力防災対策の重点区域内であり、東京電力福島第一原発の事故では、本市でも放射性物質の飛来が確認され、放射線量測定による安全確認が必要となったことを踏まえて新設しました。

4.相馬市地域防災計画 概要版(平成31年2月改訂)

相馬市地域防災計画の全面改訂に伴い、計画の概要版を作成しました。この概要版は、相馬市地域防災計画の中で、新たに見直した点などをまとめたものです。

市民の皆さんに市の災害対策に関心をもっていただくとともに、今後の地域での防災力の向上に役立てていただきたいと思います。自主防災組織、自治会、家庭等における防災の参考にしてください。

相馬市地域防災計画 概要版(平成31年2月改訂)は、下記ファイルをご参照ください。

5.相馬市地域防災計画(平成31年2月改訂)

この記事に関するお問い合わせ先
地域防災対策室 消防防災係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
電話番号:0244-37-2121
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更新日:2019年08月06日