佐藤玄々作 巣鶏

すどり
- 時代 昭和
- 年代 1947年(昭和22年)
- 大きさ 42センチメートル×(掛ける)59センチメートル
紙墨軸
この墨画《巣鶏》は、同館所蔵の《鶏》を原型として彫られた木彫作品《巣鶏》を画幅として描いたものです。墨画《観音》と同じく、昭和22年頃、相馬滞在時に描かれました。親子に関連する題材としてはこの他に《哺牛》(第13回院展出品)、《鳩巣》(第15回院展出品)、《鶴香合》、《マリア観音》が挙げられますが、生涯子宝には恵まれなかった佐藤玄々にとって、親と子の和やかな光景には特別な憧憬があったのかもしれません。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日