KM-42 とれる魚たち

男の子のイラスト

相馬でどんな魚がとれるかな?

 

どんなとり方をしているのか、くわしくしりたいときは「主な漁法」のページをみてね。

相馬で水揚げ(みずあげ)される主な魚

ヒラメ

ヒラメ

相馬沖では一年じゅうヒラメがとれます。ヒラメは白身の魚で、水深200メートルよりも浅い砂地の海底に生息(せいそく)します。
福島県では、30センチメートルよりも小さいヒラメは「とらない」、「売らない」、「食べない」という資源管理方法(しげんかんりほうほう)をとっています。

メバル

メバル

メバルは稚魚(ちぎょ)のあいだは沿岸の藻場(もば)や岸壁(がんぺき)にすみ、大きくなると沖合の岩礁域(がんしょういき)で群れ行動(むれこうどう)している魚です。
春先から「釣り(つり)」や「刺し網(さしあみ)」などでとることができます。

コウナゴ

コウナゴ

コウナゴは3月はじめから4月にかけてとられる小さな魚です。海の表層(ひょうそう)近くにすんでいます。
まるごと食べられるのでカルシウムなどの栄養価(えいようか)が高く、いろいろな料理につかうことができます。
コウナゴはイカナゴの稚魚(ちぎょ)で、イカナゴは大きくなるとメロードという魚になります。

ズワイガニ

ズワイガニ

ズワイガニは別名「マツバガニ」ともよばれ、水深200~600メートルの深海(しんかい)に生息しています。
毎年12月下旬(げじゅん)ころから水揚げがはじまり、3月くらいまで「底曳網(そこびきあみ)」でとれます。
(注意)東日本大震災がおきる前まで、相馬は全国でも有数(ゆうすう)の水揚げ高(みずあげだか)がありました。

アナゴ

アナゴ

アナゴは沿岸からやや沖合の水深100メートルまでの砂泥底(さでいぞこ)にすんでいます。体はうなぎのような形をしていて、1メートルくらいまで大きくなります。

「かご・筒漁(どうりょう)」や「底曳網漁」で漁獲(ぎょかく)されます。

タコ

たこ

ミズダコ、ヤナギダコ、マダコの3種類が水揚げされています。

(注意)東日本大震災がおきる前まで、相馬は全国でも有数の水揚げ高がありました。

アイナメ

アイナメ

アイナメは雑食性(ざっしょくせい)の魚で、岸壁から水深150メートルまでの岩礁区域に生息しています。
体の色は茶褐色(ちゃかっしょく)で、ものかげに身をよせる習性(しゅうせい)をもっています。
産卵期(さんらんき)の11月から12月ころにおおく漁獲されます。

ドンコ

ドンコ

ドンコは磯(いそ)から沖合の岩礁地帯まで広く分布(ぶんぷ)しています。
かっこうはよくありませんが、淡泊(たんぱく)な味の白身の魚で、地元ではたいへんしたしまれています。
「底曳網」や「かご」、「刺し網」、「延縄(はえなわ)」で一年じゅう水揚げされています。

ホッキガイ

ホッキガイ

ホッキガイは海の砂底にすむ大型の二枚貝(にまいがい)で、3年で8センチメートルくらいに成長します。大きなものでは10センチメートルをこえる貝もあります。
水深10メートルくらいにいるホッキガイは「マンガ」とよばれる漁具(りょうぐ)をつかって漁獲されます。
タウリンなどが豊富(ほうふ)にふくまれた栄養価の高い貝です。

アンコウ

アンコウ

アンコウは水深100メートル以上の海底に生息し、「底曳網」でとられます。
冬場になると水深30~40メートルほどの浅瀬(あさせ)にまで移動してくるので、冬は「刺し網」にもかかります。
体の表面にはウロコがなく、扁平(へんぺい)な頭部と横に広い口が特徴です。

イシガレイ

イシガレイ

イシガレイは白身の魚で、水深30~40メートルを中心に、100メートルよりも浅い砂地の海底に生息します。
相馬沖では一年をとおしてとれます。

この記事に関するお問い合わせ先
農林水産課 水産振興係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎2階
電話番号:0244-37-2152
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更新日:2020年01月22日