KM-41 漁業のはなし
相馬沖合海域(おきあいかいいき)では、冷たい「親潮(おやしお)」とあたたかい「黒潮(くろしお)」がまじりあい、カレイ・ヒラメなどのさまざまな水産物(すいさんぶつ)をとることができます。
親潮は千島海流(ちしまかいりゅう)、黒潮は日本海流(にほんかいりゅう)ともよばれます。
県立自然公園(けんりつしぜんこうえん)にも指定されている松川浦(まつかわうら)では、のりの養殖(ようしょく)がおこなわれています。
これを浅海養殖漁法(せんかいようしょくぎょほう)といいます。
相馬ではどんな漁業がおこなわれているか、みてみましょう。
水揚げ(みずあげ)される主な魚
- ヒラメ
- メバル(ウスメバル)
- コウナゴ
- タコ
- アイナメ
- ドンコ(エゾアイナメ)
- ホッキガイ
- イシガレイ
もっとくわしくしりたいときは、「とれる魚たち」のページをみてね。
(注意1)平成26年6月から試験操業(しけんそうぎょう)をおこなってきましたが、令和3年4月からは、段階的(だんかいてき)に漁獲量(ぎょかくりょう)をふやしていく拡大操業(かくだいそうぎょう)にきりかわりました。
(注意2)現在、福島県がおこなっている放射性物質(ほうしゃせいぶっしつ)モニタリングで、魚介類(ぎょかいるい)の安全性が確認(かくにん)されています。
くわしくは、県のホームページをみてね。
主な漁法(ぎょほう)
- 沖合底曳網(おきあいそこびきあみ)
- 固定式刺網(こていしきさしあみ)
- 船引き網(ふなびきあみ)
- 延縄(はえなわ)
もっとくわしくしくしりたいときは「主な漁法」のページをみてね。
魚のすみかとなる漁礁(ぎょしょう)をおいたり、魚などの種苗(しゅびょう)を人工的につくり放流(ほうりゅう)したりするなどの「つくり育てる漁法」がすすめられています。
また、禁漁期(きんりょうき)、禁漁区、漁法の制限などで水産資源(すいさんしげん)をとりすぎないようにしています。
このような漁業を「資源管理型漁業(しげんかんりがたぎょぎょう)」といいます。
資源の管理のしかたは国や県の規制(きせい)ではなく、漁業者がみずからきめています。
漁業は、国民に食料を提供(ていきょう)するとても重要な産業(さんぎょう)です。
こうした産業のことを「第一次産業(だいいちじさんぎょう)」といいます。
販売・出荷される漁獲物(ぎょかくぶつ)は福島県漁連(ふくしまけんぎょれん)が中心となって、放射性物質の検査をおこなっています。
この放射性物質モニタリングにより、魚介類(ぎょかいるい)の安全性が確認されています。
- この記事に関するお問い合わせ先
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農林水産課 水産振興係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎2階
電話番号:0244-37-2152
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更新日:2022年06月27日