【2024年11月24日】全ての人の命を守る 誰ひとり取り残さない防災in相馬新地

パネルディスカッションの様子

「誰ひとり取り残さない防災in相馬新地」は11月24日、音屋ホールで開催され、関係者や市民など約70人が参加しました。

同催しは、災害などが発生した際に、市民一人一人の命を守るには、平時より防災、避難について考え、備えておくことが大切であり、特に障がい者の避難には、地域の協力が不可欠になることから、命を守る避難支援体制について考え、理解を深めてもらうことを目的に、防災シンポジウム実行委員会が主催し、相馬市・新地町地域自立支援協議会、相馬市、新地町、認定NPO法人AARJapan(難民を助ける会)の共催により開催されました。

当日は、内閣府中央防災会議防災対策実行会議委員で別府市政策企画課職員でもある村野淳子氏を講師に迎え基調講演が行われたほか、村野氏、相馬市・新地町地域自立支援協議会、福島県、相馬市、新地町による「わが町の防災計画は」と題したパネルディスカッションが行われました。

村野氏は、災害弱者に対する要支援者名簿や個別避難計画の作成や避難訓練の重要性について、別府市における事例を紹介し、「要配慮者やその家族が地域の方と顔の見える関係性を構築することで、当事者が安心して生活することができるような地域づくりが大切である」と話しました。

参加者らは、関係者や地域の方が連携して、災害から誰ひとり取り残さずに命を守ることの重要性を改めて確認していました。

この記事に関するお問い合わせ先

社会福祉課 障がい福祉係


〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2109

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更新日:2024年12月04日