【2020年7月3日】災害派遣における第3級賞詞表彰 水嶋翔さん

令和元年台風19号に伴う災害派遣における第3級賞詞表彰伝達は7月3日、福島交通株式会社相馬営業所で行われ、水嶋翔即応予備三等陸曹が出席しました。

第3級賞詞は、災害派遣や治安などの自衛隊の行動に参加し、その功績によって付与されるもの。

水嶋即応予備三等陸曹は、令和元年台風19号に伴う災害派遣において、即応自衛官として災害招集命令に速やかに応じ、26日間にわたり献身的に被災地の復旧作業や生活支援に尽力し、自衛隊に対する国民の信頼獲得に貢献したことから第3級賞詞を表彰されました。

式で齋藤篤史陸上自衛隊多賀城駐屯地第38普通科連隊長一等陸佐は「予備自衛官による災害派遣で第3級賞詞を受けるのは日本で初めてです。今後も地域や国民のために尽力いただきたい」とあいさつし、水嶋即応予備三等陸曹は「このような賞をいただき光栄です。これからも地域のために活動していきたい」と今後への抱負を述べました。

（補足）即応予備自衛官とは、非常勤の特別国家公務員として、普段はそれぞれの職業に従事しながら、訓練招集命令により出頭し、即応予備自衛官として必要とされる知識・技能を最低限確保するため、年間30日間の訓練に応じるもの。有事の際や規模な災害などが発生した場合は、自衛官として国の防衛や災害救援などで社会に貢献します。