【2020年5月25日】全国市長会会長として秋季入学制度への意見を述べる 秋季入学検討ワーキングチーム会議

立谷市長がテレビ会議に参加する様子

秋季入学制度検討ワーキングチーム会議は5月25日、自由民主党本部で行われ、立谷市長が全国市長会長として出席し、秋季入学導入の是非および仮に秋季入学に移行した場合の課題などの意見を述べました。

当日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためテレビ会議で開催され、立谷市長は市役所より出席。

同会議には立谷市長のほか、飯泉嘉門全国知事会会長(徳島県知事)と荒木泰臣全国町村会会長(熊本県嘉島町長)が出席し、各団体からの視点による意見が述べられました。

立谷市長は、9月入学に関し、全国市長会として全国815の市区長に緊急アンケートを取ったところ、以下の意見が寄せられたことを述べました。

  • 賛成が約2割で約8割が慎重に検討すべきまたは反対であった
  • 賛成の立場としてはグローバル化に対応できるとの意見があった
  • 慎重または反対の立場としては新型コロナウイルス感染症対策に追われている状況で、9月入学について考える状況にないとの意見があった

また、アンケート調査結果から分かるように約8割の市区長が義務教育を預かる現場の意見として慎重または反対の意向を示していること、さらに、9月入学制度は、学校入学の問題のみならず、採用時期の問題、教育現場の問題などの社会的影響も大きいと考えられるなどの理由から、全国市長会としては、総じて慎重に検討すべきまたは反対の意向であるとの意見を発言しました。

地方3団体の意見発言後、立谷市長らに参加者からの質疑があり、地方3団体とワーキングチームによる活発な意見交換が行われました。

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更新日:2020年06月04日