【2020年5月20日】大雨に備えて 排水ポンプ車緊急排水業務の支援に関する協定

排水ポンプ車による緊急排水業務の支援に関する協定の締結式は5月20日、市役所で行われ、立谷市長と小野内重雄相馬市綜合建設業組合組合長が協定書に署名しました。

当協定は、台風や大雨などの災害時に、排水ポンプ車による緊急排水作業を行う際の人的支援について定めたもの。

市内で台風や大雨などによる浸水被害が発生した場合、市内9社の建設会社からなる同組合が排水ポンプ車で緊急排水作業を行い、浸水被害拡大の防止・解消に努めます。

立谷市長は「市職員だけでは排水ポンプ車の運転操作は難しい。組合の皆さんの協力はとてもありがたい」と協定への期待を述べ、小野内組合長は「これまでの組合の災害時の取り組みは、造る、直すというものでしたが、市とともに守る、防ぐ取り組みに踏み出すことで災害対策の力になりたい」と述べました。

市と福島河川国道事務所伏黒出張所による排水ポンプ車の設置・操作合同訓は5月21日、福島市の荒川河川敷で行われました。

同訓練は、協定の締結を受け実施されたもので、相馬市綜合建設業組合の社員ら22人と市職員が参加。

福島河川国道事務所職員の指導のもと、排水ポンプ車の操作を確認し、排水訓練を行いました。