【2020年3月17日】本格的なシーズンを迎える 青ノリ漁

運び込まれる青ノリ

相馬双葉漁業協同組合の青ノリの出荷作業は3月17日、尾浜地区にある同組合漁具倉庫で行われ、カゴいっぱいに詰められた青ノリが次々に運び込まれました。

当日は、13人の生産者が朝に収穫した合計752キログラムの青ノリを出荷。

色、つやの良さ、黒ノリの混入具合などによって等級が決められた後、取り引きされ、生ノリとして県内外で販売されます。

例年、本格的な青ノリ漁は1月から始まりますが、今年は令和元年東日本台風や10月25日大雨などにより海に流れ込んだ流木や雨水がノリの生育に影響したため、約2カ月遅れとなりました。

山下博行同組合理事松川浦地区代表代理は「大雨や温暖化の影響でノリの生育が遅れ、例年より収穫量も減ってしまったが、ようやく本格的なシーズンを迎えることができた。震災を乗り越えてきた力で、くじけずに生産していきたい」と、本格化した青ノリ漁への意気込みを述べました。

青ノリの出荷は週2~3回、4月末まで行われる予定です。

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更新日:2020年03月19日