【2020年2月21日】復興状況を確認 参議院東日本大震災復興特別委員会

会議の様子

参議院東日本大震災復興特別委員会の委員らは2月21日、東日本大震災からの市における復興状況などを視察するため市役所を訪れました。

同委員会は、各会派の参議院議員40人で構成された特別委員会で、東日本大震災からの復興へ総合的な対策を樹立することを目的に設置。

当日は、青木愛同委員会委員長をはじめとする13人の委員が視察に訪れました。

立谷市長は、震災で親を失った子どもへの教育支援や被災した高齢者の孤立を防ぐために建設した復興長屋の取り組みなどを述べたほか、「PTSDなど子どもの心の問題は解決するまでに時間が必要。また今問題なのは、情報が不十分なまま放射線への恐れだけが広まり、将来的に体への放射線の影響があると考えている国民が多いということ。道路や建物などのハード面への支援は10年で一区切りを迎えるが、心や教育に関わるソフト面への支援は長期的に行ってほしい」と、委員らに現状の課題を伝え、支援の要請も行いました。

委員らは、子どものPTSD対策として具体的にどのような取り組みを行っているのかや母親が抱える放射線への不安をどう解消するべきかなどを質問し、本市の状況を確認していました。

また、委員らは再生可能エネルギーの取り組みを視察するため、そうまIHIグリーンエネルギーセンターを訪れました。

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更新日:2020年03月06日