【2020年2月12日】子どもの意欲を引き出す指導方法を研究 市教育研究会

表彰式の様子

令和元年度相馬市教職員研究作品展表彰式および研究発表会は2月12日、市民会館で開催されました。

市教育委員会、市教育研究会の主催。

当研究作品展は、市内の幼稚園、小学校、中学校の教職員が子どもたちの生き抜く力を培う教育の充実・進展を図るために、日ごろ実践・研究してきた成果を作品として公開展示し、各校での教育活動の改善・充実につなげることを目的に、毎年度継続して開催されています。

研究発表の様子

作品は、教育研究論文、教育実践記録、教材・教具・教育資料、そのほかの4つの分類があり、個人または団体が分類とテーマを決めて出品。

本年度は、個人、団体合わせて25作品が出品され、審査の結果、個人の部で2人、団体の部で4団体が特選に選ばれました。

表彰式で、堀川利夫教育長は個人の部代表の遠藤裕子教諭(中村第二小学校)、団体の部代表の日立木小学校現職教育部、中村第一中学校現職教育部にそれぞれ表彰状を手渡しました。

研究作品

続いて特選を受賞した作品の中から3作品の研究発表が行われ、参加した教職員らはそれぞれの研究成果を熱心に聞いていました。

なお、出品作品は市内の小学校、中学校に巡回され、今後の教育の向上に活用されます。

特選に選ばれた作品は以下のとおりです

個人の部

  • 中村第二小学校 遠藤裕子教諭
    教育実践記録「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成~図画工作の鑑賞指導~」
  • 日立木小学校 渡邊舞香養護教諭
    教育実践記録「自他の健康に関心を持ち、自らの健康の保持増進を図る児童の育成~歯と口の健康づくりを通して~」

団体の部

  • 山上小学校 現職教育部
    教育実践記録「数学的な見方・考え方を働かせ、数学的活動を通して、算数を学ぶ楽しさやよさを実感できる授業の在り方~算数科の基礎的・基本的事項の知識・技能を高める授業づくり~」
  • 中村第二小学校 現職教育部
    教育研究論文「道徳科において自他との関わりの中で考えを深め、判断し、表現できる児童の育成~道徳的価値の意味理解を促す問題解決的な学習の工夫を通して~」
  • 日立木小学校 現職教育部
    教育実践記録「自ら課題をもち、考えを生かして学び合う子どもの育成」
  • 中村第一中学校 現職教育部切り拓く力を高めようとする生徒の育成(3年計画の2年次の取組)~読解力・資料分析・道徳の時間を中心とした「なぜ」を解決するための主体的・対話的で深い学びに迫る学習活動の工夫~」

(補足)現職教育部は、学校全体で研究に取り組む場合の名称です。

この記事に関するお問い合わせ先
学校教育課 学校教育係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2185

更新日:2020年02月25日