KM-71 年金のはなし

たすけあい

みんなのおじいさんやおばあさんがもらっている年金って、どんなものか知っているかな?

年金は世代をこえた助けあいの制度(せいど)です。

年金がどんなしくみなのか、みていきましょう。

年金ってなあに?

ねんきんって?

すべての国民が安心してくらせるように、国が作った制度です。

どんなときに年金がもらえるの?

老齢(ろうれい)の年金

65さいになったときに、本人がうけとります。
(注意)60さいからの人もいます

障害(しょうがい)の年金

病気やけがで、からだが不自由(ふじゆう)になったときに、本人がうけとります。

遺族(いぞく)の年金

家族の生活を支えている人が亡くなった(なくなった)ときに、のこされた家族がうけとります。

年金制度(ねんきんせいど)が必要なのはどうして?

安心

安心してくらすためには、生活費(せいかつひ)というお金が必要(ひつよう)です。

年金なんてもらわなくても、貯金(ちょきん)をするからいいよ、とおもう人もいるかもしれません。でも、何十年後にいくら生活費が必要かはだれにもわかりません。

貯金というみずからの努力(どりょく)や家族の助けあいでは限界(げんかい)があります。

そこで、社会全体で助けあうしくみとして、公的年金制度(こうてきねんきんせいど)が生まれました。

公的年金には、20さいになったら必ず加入する国民年金のほかに、会社員(かいしゃいん)や公務員(こうむいん)が加入する厚生年金保険(こうせいねんきんほけん)があります。

公的年金の種類(しゅるい)

国民年金(こくみんねんきん)

日本に住む20さいから60さいのすべての人が加入する制度です。
あらゆる人に共通の年金で、基礎年金(きそねんきん)ともよばれます。

厚生年金保険(こうせいねんきんほけん)

会社員など、民間(みんかん)の会社ではたらいている人や公務員などが加入する制度です。

公的年金のしくみ

すぐ下の図は、公的年金のしくみを図であらわしたものです。

公的年金のしくみの図

公的年金は、国民年金の上に厚生年金保険がのった2階だての構造(こうぞう)になっています。

厚生年金の保険料の一部は自動的(じどうてき)に国民年金にわたるしくみになっています。
そのため、厚生年金に加入している人は、同時に国民年金にも加入していることになります。

年金の費用(ひよう)はだれが負担(ふたん)するの?

助けあい

年金は、加入している人たちがおさめる保険料(ほけんりょう)と国の税金(ぜいきん)でまかなわれています。

現役(げんえき)ではたらく人たちがおさめた保険料が高齢者(こうれいしゃ)の生活をささえ、その人たちが高齢になったときは、次の世代の人たちがおさめる保険料がささえてくれるしくみです。

この記事に関するお問い合わせ先
保険年金課 年金係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2141
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更新日:2024年04月26日