市道の役割・整備・維持管理

市道の役割

市道とは、不特定多数の一般利用を目的とした道路法上の道路で、議会の議決を経てその路線を認定したものです。国県道に連結して地域を結び、産業や市民の日常生活を支えています。

市道の整備

市道は、市民生活に密着しているため、利用者の視点に立って安全・安心して通行できる道づくりを推進しています。

市道整備率

令和5年4月1日現在(都市整備課統計による)の市道整備率の表
市道の区分 路線数 実延長 舗装率
1級市道 26路線 81キロメートル 91.1パーセント
2級市道 35路線 76キロメートル 94.1パーセント
そのほかの市道 1,430路線 501キロメートル 68.3パーセント
1,491路線 658キロメートル 74.1パーセント

市道の区分

国土交通省の「一級市町村道選別基準」「二級市町村道選別基準」により分類しています。

1級市道

基幹道路網を形成するために必要な道路。戸数50戸以上の主要集落間を連絡するなどの幹線市道

2級市道

1級市道以上の道路を補完し、幹線道路網の形成に必要な道路。戸数25戸以上の集落間を連絡するなどの幹線市道

そのほかの市道

1級、2級市道以外の市道

市道の維持管理

道路の草刈り、側溝の清掃などは、地域の皆さんの協力をお願いします。側溝のふたの脱着機械を使用したい場合は、生活環境課で貸し出ししています。

道路の異常を発見したら

路面に穴が開いている、落石が道路をふさいでいる、木が倒れて通行できない、泥水が道路に流出しているなど、道路の異常を発見したら、下記に連絡ください。

  • 道路緊急ダイヤル #9910
  • 市役所土木課(電話番号:0244-37-2203)

市道整備事業の内容

市単独では財源に限りがあるため、国補助金(社会資本整備総合交付金など)を活用して整備しています。

社会資本整備総合交付金事業(道路事業)

社会資本整備総合交付金事業は、道路を中心に関連するインフラ整備やソフト事業を含め、地方の実情に応じて使用することが出来る交付金で平成22年度から創設された制度です。市は地域振興の促進を目的とした整備計画を作成し、取り組んでいます。

避難道路整備事業

東日本大震災に伴う避難道路計画

市は、またいつ発生するかわからない震災に備えて、防災集合所などの指定避難場所へ安全に避難できるよう、さらに、被災後に各地域間の交通を確保するための避難道路を計画しています。
具体的には、今回の津波により地盤沈下した区域内道路のかさ上げ改良工事や、公民館や高台に避難できる道路を改良または、新設する工事などを実施します。

計画位置図は下記を確認ください。

避難道路改良工事

避難道路改良工事は、一部路線を除き幅5.0メートルの舗装とし、およそ50センチメートルの側溝を両側に設置するため、全幅6.0メートルの道路幅となります。
工事期間は平成23年度から令和3年度にかけて工事を実施しました。

橋およびトンネルの長寿命化計画

市が管理する橋は340橋(平成28年12月現在)、トンネルは3箇所(平成30年12月現在)あり、今後急速に老朽化が進んでいきます。
そこで従来の損傷が確認されてから対策を行う「事後保全型」から損傷が大きくなる前に対策を行う「予防保全型」へと転換し安全安心な交通環境を維持するため、限られた財源の中で維持管理コストの縮減を図る「相馬市長寿命化修繕計画」を策定しました。

計画の詳細は下記を確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先
土木課 道路維持係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎2階
電話番号:0244-37-2203
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更新日:2024年04月11日