自家消費用農林水産物の放射性物質測定と測定施設
市は、平成24年12月から家庭で栽培された野菜や、農林水産物などの食品を安心して自家消費できるよう判断の参考にしていただくため、放射性物質濃度を測定しています。
(注意)測定結果は、家庭での消費のために参考とするものです。出荷・販売などの目安となるものではなく、出荷・販売目的の測定は行っていません。
放射性物質測定の申し込み
各測定所に電話で測定日時の予約をとり、測定する食品を予約した日時に測定所に持ち込みください。
(注意)正しく測定するためには、測定容器にできる限り食品を入れる必要があります。測定する食品は切り刻んだ状態で持ち込みください。
現在測定を行っている施設は下記を確認ください。
また、市は、平成27年2月25日から食品を切り刻まなくても測定できる測定機を導入しました。今までの測定器に比べて食品を刻む手間がなく、測定した食品を食べることができます。
(注意)測定に持ち込む際に、皮などの食べられない部分を取り除く必要があります。
検査結果
詳しい測定結果は下記を確認ください。
注意事項
- 放射性物質測定器は、アトムテックス社製AT1320A、アドヒューテック社製AFT‐NDA2を使用しています。
- 機種や農産物によって測定検出限界値が異なります。測定限界値未満の検体は、「ND(Not Detected:不検出)」と表示されます。
(注意)検出限界値とは、化学分析の用語で、「検査機器で検出できる最小の値」を言います。検出限界値未満の数値は、検査場所の温度・湿度の変化、検査日の天候、加工の方法などさまざまな要因によって増減します。 - 厚生労働省は平成24年4月1日から一般食品に含まれるセシウムについて、これまで原発事故以降に設定されていた暫定規制値1キログラム当たり500ベクレルから、新基準値1キログラム当たり100ベクレルとしました。
参考:放射性セシウムの新基準値
食品群 | 基準値 |
---|---|
飲料水 | 10 |
牛乳 | 50 |
乳児用食品 | 50 |
一般食品 | 100 |
市で制限を受けている食品(令和4年2月8日現在)
次の食品は出荷制限などの制限を受けているため、測定結果は参考値(非公表)となります。また、販売目的などの場合は検査の対象としません。
- くさそてつ(こごみ)
- たけのこ
- ふきのとう(野生)
- ぜんまい
- たらの芽(野生)
- こしあぶら
- うど(野生)
- 原木しいたけ(露地)
- 原木なめこ(露地)
- 野生きのこ
- クロソイ
最新の情報は、下記のふくしま新発売ホームページ「出荷制限等一覧」で確認ください。
井戸水やわき水
井戸水やわき水は、放射能簡易分析装置の測定では基準値に対応できないため、検査を原則実施しません。井戸水やわき水の検査は、放射能対策室に相談ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
放射能対策室 放射能対策係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2270
- あなたの評価でページをより良くします!
-
更新日:2022年04月08日