【2026年3月11日】相馬市東日本大震災追悼式

このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

相馬市東日本大震災追悼式

本日ここに、御遺族、御来賓の皆さまの御臨席を仰ぎ、相馬市東日本大震災追悼式を執り行うに当たり、震災の犠牲となられた458名の尊い御霊に対し、深く哀悼の意を捧げ、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

未曾有の災禍が私たちの故郷(ふるさと)を襲ったあの日から、15年という歳月が流れました。15年という月日がたとうとも、あの日を回顧するとき、その悲しみや絶望は言葉では言い表しきれず、最愛の御家族や御友人を亡くされた皆さまの癒えることのない御心情を拝察いたしますと、万感胸に迫るものがございます。

犠牲となられた方々が過ごされた慈しみ深い日々、そして今も御遺族の皆さまの心の中に生き続ける面影に深く思いを馳せ、ここに改めて、衷心より哀悼の誠を捧げます。

発災の日より今日に至るまで、私たちは相馬の復興という大きな目標に向け、ともに汗を流し、取り組んでいる中、コロナ禍や度重なる自然災害という多くの困難にも直面してまいりました。しかし、その苦難の中にあっても、市民の皆さま、そして本市に心を寄せてくださる多くの方々と手を取り合い、一歩一歩、復興の歩みを進めてまいりました。

今日、相馬の復興の歩みが確かな成果として実りはじめ、相馬の未来を照らす道筋が現れつつあるのは、幾多の困難を乗り越えてきた先人たちの不撓不屈の精神、そして、連綿と受け継がれてきた報徳の訓えが、私たちを支える礎となっているからにほかなりません。

一方で、歳月の経過とともに、震災の記憶がない世代が増えてきております。あの日、私たちが身をもって得た教訓、困難を乗り越えた経験を、決して過去のものとして風化させてはなりません。震災の記憶を受け継ぎ、災害の教訓を次の世代へ確実に伝えていくことは、今を生きる私たちが果たすべき責務であります。

私たちはこの歩みを止めることなく、次の世代が心から誇れる相馬を築き上げることを、ここに改めて強く決意いたします。

そして、「誰もが安心し、誇りを持って、笑顔で暮らせる相馬市」の実現に向け、市民の皆さまとともに、相馬の新しい歴史を築いていくことを、御霊の前で固くお誓い申し上げます。

結びに、犠牲となられた方々の御霊が安らかならんことをお祈りいたしますとともに、御遺族の皆さまの御健勝と、相馬の未来に幾久しく御加護を賜りますよう心より御祈念申し上げ、式辞といたします。

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更新日:2026年03月17日