【2024年1月1日】令和6年新年あいさつ

このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

令和5年 新年あいさつ

2024年1月1日

新年明けましておめでとうございます。令和6年の門出を迎え、市民皆さま方のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、日ごろより市勢伸展のためにお寄せいただいておりますご理解とご支援、ご協力に対しまして、心より感謝を申し上げます。
昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じとなり、感染や濃厚接触となった場合の外出自粛の要請といった制限がなくなりました。多くのイベントや各種大会がコロナ禍前と同様の規模で開催されたほか、敬老会などの地域行事が4年ぶりに行われ、にぎわいが戻ってまいりました。これまでの市民の皆さまのコロナ対策へのご協力と、最前線で対応される医療従事者の皆さまのご尽力に対しまして、感謝を申し上げます。市としましては、引き続き、医療体制とワクチン接種体制を整え、新たな流行や重症化リスクを下げるよう対応してまいります。
本市は東日本大震災以降も、水害や地震災害に見舞われ、現在、一昨年の大地震により被災した家屋などの解体や災害復旧を進めています。昨年はスポーツアリーナそうま第一体育館などの復旧が完了したほか、中村第二中学校校舎や市道、農用地も今年度中に復旧工事が完了する予定です。また、令和元年の台風水害で被災し、長らく不便をおかけしていた山上地区の茄子小田橋と中野地区の中橋の復旧工事が完了し、新たに災害に強い橋が完成しました。災害の発生を未然に防ぐことは困難であることから、本市では大災害を教訓として、災害の被害を最小化し被害の迅速な回復を図る「減災」の考え方を基本とし、関係機関と協力しながら「次世代に継承できる、災害に負けない防災まちづくり」を推進してまいります。
昭和29年に1町7村が合併して誕生した相馬市は、今年3月末で市制施行から70周年を迎えます。これまで幾多の困難に直面しながらも、先人たち、そして私たちは一丸となって乗り越えてきました。近年は、自然災害や疫病の流行、デジタル化や多様性など社会の変化が早く、大きくなっています。その中で「相馬市が相馬市としてあり続ける」ためには、行政、議会、市民が一体となった市政運営、地域経営に取り組んでゆく必要がありますので、市政に対するさらなるご理解とご協力をお願い申し上げます。
新しい一年が皆さまにとりまして実り多いよき年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

この記事に関するお問い合わせ先
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〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
電話番号:0244-37-2115
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更新日:2024年01月01日