【2024年1月4日】仕事始めの式(市役所)

このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

仕事始めの式(市役所)

明けましておめでとうございます。昨年末の仕事納めでは私から職員の皆さんへ、私たち行政は何があってもいいように、どうか気持ちを切らさないでいてください、と申し上げました。

年が明けて1月1日に能登半島で大地震が発生しました。総務部長から私に連絡があり、東日本大震災の際に能登町と輪島市から支援をいただいた、相馬市からの支援はどうしましょうか、という話だったんですが、1日の時点では現地の状況や情報を集めることはできませんでした。おおよそ、現地は混乱の極みにあるだろうとの想像はつきました。また、支援物資を送るにも道路が寸断されていて進めず、輪島市、珠洲市、能登町は孤立の状況にあり、さらには電源喪失、断水という状況となっていました。

すでに全国からの支援物資や近隣の自治体の支援活動がなされていますが、そういう中で、私たちはどうするかということになります。災害時には、急性期ばかりでなく中長期にわたっての支援が必要です。おそらく断水は復旧までに相当な時間がかかると思います。ただ、断水に対して、市の給水車を派遣するにしても給水地点が確保できていませんから、少し様子を見なくてはなりません。輪島市と能登町に対しては、相馬市に支援いただいたことに対する義理もありますけれども、中長期にわたってサポートするという形で考えています。

新型コロナウイルス感染症について、去年と今年では状況が大きく変わります。ワクチン接種が有料となることから、自治体によってはインフルエンザワクチンのように接種費用の支援を行うことも考えられます。しかしながら、自治体の財政状況によっては支援額が異なってしまうなど、地域間格差が出てしまうおそれがありますから、全国市長会としては国に対し、そのようなことがないように要望しています。

今年1年も何が起こるかはわかりませんが、何もなく平穏に暮らせることこそが一番の幸せなことだとつくづく思います。私たちとしては、市民の不幸を1つでも減らしていくということが大事だと考えています。新しい年のはじまりに、しっかりと気持ちを引き締めていこうと思います。今年1年間、皆さんと一緒に頑張っていくことを誓いながら、仕事始めの訓示とさせていただきます。

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更新日:2024年01月26日