【2023年01月01日】令和5年新年あいさつ

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本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

令和5年 新年あいさつ

2023年01月01日

令和5年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げますとともに、日ごろより市勢伸展のためにお寄せいただいておりますご協力に、心から感謝を申し上げます。

昨年3月の福島県沖地震災害によりお亡くなりになられた方へ、心からの哀悼とご冥福をお祈りし、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。

震度6強を観測した大地震により、道路や水道などの生活インフラが甚大な被害を受け、特に、水道施設は貯水池や給水管の破損によって広範囲で断水となり、市民生活や各種産業に大きな支障が生じました。復旧までの間、自衛隊や全国の自治体、企業から、給水車や飲料水などのご支援をいただきました。また、多くの家屋が損壊し、被災家屋調査や施設の復旧などに対する人的支援をいただきました。商業施設や宿泊施設の中には、再建を断念せざるを得ないほどの被害を受けたところもあり、引き続き、生活再建への支援、新型コロナウイルス感染症の影響もある中で被災された商工業への支援を継続してまいります。

新型コロナウイルス感染症については、昨年中も変異株の出現による感染拡大が繰り返されており、市民生活や地域経済への影響が長期化しています。市の対策としては、ワクチン接種を相馬郡医師会相馬支部や市民の皆さまのご理解とご協力のもと、日時指定による集団接種「相馬モデル」を基本として実施し、昨年11月から年末にかけてオミクロン株対応ワクチンの集団接種を行いました。市民の皆さまには適切な機会にワクチンを接種していただくとともに、基本的な感染対策を続けていただきますようお願いいたします。

一方、これまで新型コロナウイルス感染症の影響による制約により、イベントの中止や規模の縮小を余儀なくされていましたが、昨年は3年振りに例年どおりの相馬野馬追が開催され、沿道にたくさんの観客が並ぶ中、騎馬武者たちが威風堂々と行進しました。また、相馬盆踊り大会やそうま市民まつり、地域のふるさと行事も開催され、それぞれ大変なにぎわいとなりました。

昨年10月、道の駅そうま物産館がリニューアルオープンしました。地域の活性化と産業振興の拠点として、相馬復興市民市場「浜の駅松川浦」と磯部水産加工施設とともに、県内外から多くの観光客にお越しいただけるよう、魅力を発信してまいります。

東日本大震災から11年が経過し、復興の完了が近づきつつある矢先の地震被災、そしてコロナ禍や社会情勢の影響による物価高など、不安要素が多くあります。その中でも、この先も「相馬市が相馬市であり続けるため」に、市民の皆さまと一丸となって着実に一歩を進めていきましょう。

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更新日:2023年01月01日