【2020年10月16日】尾浜こども公園開園式

このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

相馬市の震災復興が来年3月に10年を迎えます。今なお第一次産業の問題や風評問題などいろいろありますが、復興施設の整備は仕上げの段階となります。その先駆けとなる「尾浜こども公園」が本日オープンを迎え、大変うれしく思います。

この公園を設計する段階で考えたことは、この場所はもともと尾浜地域の人たちがたくさん暮らし、あの津波で多くの家が流され、また多くの方が亡くなられた場所であり、その地域の方々の気持ちをどうやって次の相馬の時代につなげていくかということです。

その答えが「尾浜こども公園」でした。本日、こうしてここに立てるのは、市民の皆さんの力と、復興庁、県、関連団体などの多くのお力添えをいただいたおかげです。

また、本日は地元の区長さんにご臨席いただいておりますが、この公園の運営は地元の皆さんに担っていただきます。

市民の皆さんと一緒にこの公園を大切にして、相馬にこういうものがあってよかったと、復興のシンボルとなるよう運営していくことをお誓い申し上げまして、市長としてのあいさつといたします。誠にありがとうございました。