【2020年8月11日】相馬刈敷田郵便局新築開局記念式典

このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

相馬刈敷田郵便局の開局にあたりまして、ご尽力いただいた皆さまに感謝の言葉を申し上げます。東日本大震災の津波によって、原釜の集落そして郵便局が流されてしまいました。私や菊地議長は郵便局の近くで遊んで育ちましたから、原釜の住民にとって極めて身近な、生活に密着した郵便局でした。

現在、原釜郵便局のあった辺りは防災緑地となっています。そして原釜の方たちの多くは刈敷田地区と細田地区に移転されました。3年前、その地域の方たちから郵便局設置の要望をいただきました。本日ご出席の佐藤賢之介東北郵便局長会長のお力添えをいただき、日本郵政の社長に直接要望するなど、交渉を重ねてまいりました。私たちの東日本大震災からの復興の想いを、日本郵政の中でも深くご理解いただき、今日の開局に至ったものだと思います。原釜で生まれ育ち、暮らしてきた方たちの新しい生活の場の近くに郵便局があるということは、大変ありがたいことです。

地域住民の希望に応えて、また、東日本大震災から復興するんだという相馬市の気持ちに応えていただいたことに心から感謝を申し上げます。この地域の皆さんの生活のために、地域創生に繋がるように十分に利活用させていただくことが、ご恩に報いることではないかと考えております。

みんなで大切にしていこうとお約束申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。本日は誠にありがとうございました。