【2020年4月1日】辞令交付式訓示
このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。
本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。
辞令交付式訓示
今年度は東日本大震災からの復興創生期間の最終年度です。ハード事業については、仕上げに向かって全力を注がなくてはなりません。他方で、風評払しょくについては中長期的な課題であり、復興創生期間終了後も継続して取り組んでいかなければなりません。
また、昨年の台風災害からの復旧・復興にも取り組まなければなりません。今年度新たにおいでいただいた6人の災害派遣職員の皆さんのお力も借りながら全力の取り組みが必要です。
これらに加え、現在、新型コロナウイルスの感染が全国的に広まっています。今後、日本経済および日本国民の健康状態にどれほどの影響を及ぼすか、予測は困難ですが、相馬市もその影響は免れないものと思っています。
そこで、相馬市民から感染者が出た場合の対応策を構築しておく必要があります。市では過日、「相馬市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催するとともに、対策の一環として、公立相馬総合病院の地下入り口の前にプレハブ造りの発熱外来を開設することとしました。
また、全国市長会会長としても、国とさまざまな協議を行っていますが、政府が検討している臨時の対策を実行するのは我々現場の地方自治体です。市民のみなさんの声も十分伺いながら対応していかなければなりません。
このように相馬市は、東日本大震災への対応、昨年の台風災害への対応、そして新型コロナウイルス感染症対策と、多くの課題を抱える極めて厳しい状況にあります。新入職員のみなさん、そして本日異動となった職員のみなさんには、一日も早く新しい職場に慣れて、しっかりと自分の能力を発揮できるように努めていただきますよう申し上げ、私の訓示とします。
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更新日:2020年04月07日