【2020年01月01日】令和2年 新年あいさつ

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本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

令和2年 新年のあいさつ

2020年01月01日

令和2年の新春を迎えるにあたり、市民の皆さまに謹んで新年のあいさつを申し上げますとともに、日ごろより市政伸展のためにお寄せいただいておりますご協力に、心から感謝を申し上げます。

昨年10月の集中豪雨によりお亡くなりになられた方々へ心からの哀悼とご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。

このたびの災害では、市内天明観測所での降雨量が、台風19号は600ミリ、10月25日は359ミリ、成田観測所では、台風19号は260ミリ、10月25日は231ミリという記録的な集中豪雨となりました。これにより、宇多川や小泉川などがあふれ、1,600戸を超える住宅が床上もしくは床下浸水し、道路や橋などの交通インフラをはじめ、農作物や農地なども大きな被害を受けました。また、水源地である真野ダムからの導水管の一部が流出し、市内のほぼ全域で断水となり、市民生活や各種産業に大きな支障が生じました。そのような中、国や県、自衛隊さらには全国の自治体や企業から、人的支援あるいは給水車や飲料水などの物的支援をいただきながら、復旧を進めてまいりました。多くの関係者のご尽力により断水は解消したものの、災害の爪跡はまだ市内に残っています。

本年は引き続き被災された皆さまの生活再建を支援するとともに、被災した道路や農地などの復旧、災害廃棄物の対応を本格的に進めてまいります。東日本大震災からの復興を進めている中での豪雨災害となりましたが、これまでと同様、みんなで相馬の復興に向けて頑張りましょう。

また本年は、整備を進めている3つの復興関連施設が順次完成、供用を開始する予定です。新たなスポーツ交流の場となる(仮称)スポーツアリーナそうま第二体育館は、4月のオープンに向け内装や設備などの工事を進めています。子どもたちが集い世代間交流の場となる(仮称)尾浜地区復興交流広場は、大型遊具や芝生広場などを5月の大型連休前にオープンできるよう整備を進めています。また、相馬産品などの販売、PRイベントを通して風評の払しょくを図る(仮称)復興市民市場は、年内のオープンに向け鋭意整備を進めています。

これまでに整備した復興施設やスポーツ施設と、常磐自動車道や昨年末に常磐自動車道と接続した相馬福島道路などの高速交通ネットワークを活かし、地域産業の活性化、広域観光ルートの形成による交流人口の拡大に大きな効果が得られるよう、魅力ある地域づくりを進めてまいります。

本年が市民の皆さまにとりまして、実り多き一年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

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更新日:2020年01月01日