【2019年07月28日】2019ビーチフェスタin相馬

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

みなさんこんにちは。ここ相馬では、昨日から相馬野馬追が始まりました。私がこのような格好をしておりますのも、こちらで挨拶を申し上げたのち、南相馬市の祭場地に向かうためです。その相馬野馬追というのは、そもそも軍事訓練でした。その起源は平将門の時代、九百年代と言われています。そのころからずっと相馬に根付いて連綿と続いており、国の重要無形民俗文化財になっています。

その相馬野馬追の日に、みなさんがこの相馬の海で、東京オリンピックにつながるようなイベントをやって盛り上げていただけることで、相馬市長としては大変ありがたいと思っています。

さて、みなさんが立っておられる目線の先に、尾浜地区という集落がありました。その集落は東日本大震災の津波でみんな流されてしまいました。そして、この海水浴場も震災前には、海水浴客で大変にぎわっていたところなのですが、被災してしまい長い間使えない状態にありました。去年、やっとですがこの海水浴場を再開し、今年は二年目ということになります。あの福島第一原子力発電所の事故がありましたから、市長としては、放射能検査もずっとやってまいりましたし、そういったさまざまな検査を重ね、砂浜や海中にガレキなど危険なものが無いことを確認して、去年からオープンしました。

この海水浴場を、こうやってみなさんに楽しんで使ってもらえる、ビーチバレーをやって盛り上げてもらえるというのは、市長としては大変うれしくありがたいことなのです。相馬市の復興をぐっと盛り上げてくれることにほかなりません。そして、来年の東京オリンピックに対して、みなさんの高ぶる気持ちを来年につなげてもらえるとしたら、それもまた大変うれしいことであります。

本日は、良い天気に恵まれましたので、楽しく一生懸命にプレーしてください。どうぞよろしくお願いいたします。

そして相馬市として、心から歓迎を申し上げます。