【2019年03月26日】平成30年度応援職員離任式

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

2019年03月26日

東日本大震災からの復旧、復興は我々相馬市職員だけの力ではとても対応できる量ではありませんでした。震災の直後から、多くの自治体から職員の派遣をいただきまして、今日まで何とかやってくることができました。復旧、復興事業の目途がたち、今年度をもちまして応援職員の方々の派遣は終了となりますが、ここまでこられたのもみなさま方のおかげです。心より感謝申し上げます。

これまで応援職員を派遣いただいたそれぞれの自治体と、友好関係、協力関係を結ぶことができたことを大変喜ばしく思います。それぞれの首長さんたちから、この相馬での経験がそれぞれの自治体にとって役に立っているとお話をいただいております。皆さんが地元の自治体にお帰りになった際には、相馬市の職員、議員、そして市民が一丸となって、いかにこの震災に立ち向かっていたかということ、そして、皆さんが相馬市に大きな足跡をのこしてきたことを大いに語っていただき、今後の災害対応に役立てていただきたいと思います。

義理人情の話になりますが、東日本大震災の直後には、全国の多くの自治体、企業からご支援をいただきました。我々はこれからその恩返しをしていきたいと考えております。とくに職員を派遣していただいた自治体に、我々の震災経験をお伝えすることはもちろん、災害などの有事の際にはいち早く駆けつけさせていただきたいと思っております。

皆さんの相馬市の復興への大変なご努力に対し、改めて心からの感謝を申し上げますとともに、それぞれのみなさんの自治体のご発展を心より祈念いたしまして、感謝の言葉にかえさせていただきます。

ほんとうにありがとうございました。