【2019年04月1日】新規採用職員服務宣誓式

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

新規採用職員服務宣誓式

2019年04月01日

新たに相馬市職員となられた新人の皆さんに申し上げます。皆さんにはその職務を、公のために、相馬市民あるいは地域住民のために十分発揮してもらう義務があります。

服務宣誓の中に、「地方自治の本旨」という言葉がありました。「地方自治の本旨」とは、「住民福祉の向上」と言われているもので、「住民福祉」とは市役所の仕事のテーマであります。福祉という言葉は、幸せという意味です。では、幸せとは一体何でしょうか。我々地方公務員にとって、目指すべき住民の幸せとは何でしょうか。皆さんにはそれを考えながら仕事をしていただきたいと思います。

例えば、障がい者福祉について考えますと、障がいを負う可能性というのは、すべての人間が持っています。自分自身だけでなく家族もその可能性を持っています。生まれながらの障がいもありますし、事故・病気で後天的に障がいを負うこともあります。障がい者福祉というのは決して他人事でなく、いろいろな対場に立って、自分自身のことであると考えながら、親身に真剣に考えて、仕事をしなければなりません。それぞれの人ができる最大限の努力をし、そこから生まれた富を分配して、みんなで助け合う。そこにあるのは、能力に応じて役割を分担することで、負担をできるだけ緩和しようという考え方であり、これが行政の最大の仕組みです。そしてそれを実現するためには、財源をどうするか、また、将来の計画をどうするかの議論も必要となってきます。

皆さんは、今日を契機に相馬市の職員となるわけですが、皆さんが頑張らないと、30年後の相馬市はありません。我々は相馬市の30年後、50年後のことを考えて頑張っています。私は30年後の相馬市を皆さんに託したいと思っています。どうぞ自覚と誇りをもって、30年、40年の公務員生活を頑張って全うしてください。

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更新日:2020年01月10日