【2017年11月03日】相馬市表彰式

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

相馬市表彰式

2017年11月03日

本日ここに、平成29年度相馬市表彰式を挙行するにあたり、多くのご来賓の皆様方にご臨席を賜り、感謝を申し上げます。このような中で、相馬市政の発展に対しましてご功績のあった皆様、そして復興の途上にある相馬市政に対して金員等のご寄付など極めて多大なご貢献のあった皆様を表彰させていただきます。受賞者の皆様には、心から敬意を表しますとともに祝意を申し上げます。

この1年間、私どもはそれぞれの状況において、復興の足取りを刻んでまいりました。大きな視点で見ますと、東北中央自動車道の工事や沖防波堤改修などの相馬港の整備も順調に進んでおり、一方では市民プールや西部子ども公民館の完成、そして老朽化が進んだ中村第二中学校校舎の改築につきましても着工の運びとなりました。また、これらの復興状況に合わせて、新たな企業誘致も進めており、株式会社アイ・テックという非常に大きな鉄鋼加工会社が相馬港1号ふ頭に工場の建設をはじめました。市民の皆様、特に若い方々の雇用機会の拡大につながる様、雇用拡大を強く望んでまいります。

これからの取り組みですが、風評被害対策の大きな柱になるであろう直売センターの再開という目標がございます。できるだけ多くの方々に相馬の魚を味わっていただき、そして安全性を広くアピールしてまいりたいと考えております。
また、津波被害が著しかった尾浜地区の再建も進めてまいります。このエリアは、住宅建築ができない地域となってしまいましたので、復興関係の予算を有効に活用しながら、大規模な公園の整備を進めたいと思っております。その公園は相馬の子ども達の未来のために、子ども達が遊べる大型遊具等々を整備した、子どもに夢を与える公園にしたいと思っております。

現在の相馬市は復興の途上にあり、課題が残っている状況ではございますが、復興と地方創生という相馬市の30年後、50年後を見据えた飛躍の時期でもあります。歴史的にも極めて重要な今、本日表彰させていただく皆様方には、それぞれの分野において相馬市のために多大な貢献をしていただきました。このよき日に表彰の儀を行えますことを心から嬉しく思います。

結びになりますが、どうぞ皆様方には、これからも相馬市のためにますますのご活躍をいただきますようお願い申し上げまして、市長としての式辞に代えたいと思います。 本日は誠におめでとうございました。

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更新日:2020年01月10日