【2017年09月12日】相馬商工会議所女性会創立50周年記念式典

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

2017年09月12日

相馬商工会議所女性会が創立から50年という大変長い歴史を刻んでこられましたことに、心から敬意を表します。そしてまた、この記念式典に県内各商工会議所の方々に数多くおいで賜りましたこと、市長として歓迎を申し上げたいと思います。

商工会議所の活動は多岐にわたり、色々な面でご活躍いただいております。東日本大震災から復興を進めていて特に思うのですが、商工会の皆さんの元気がないと地域がよくならない。信念としてそのように思っております。皆さんの営みにプラスになるものの一つとして観光について考えています。相馬市にお金を落としてもらうにはどうするか。

震災前には、港の近くに水産物直売センターがあり、多くの観光客の皆様に買い物を楽しんでいただきました。その津波で被災してしまった直売センターを、会頭にもメンバーに加わっていただきながら、観光の拠点として、また市民の台所として再建しようと動いています。

こういった施設が港にできれば、大きなクルーズ船を相馬港に呼ぶことだって可能になります。多くの観光客を受け入れるために、一丸となって皆で汗をかいて頑張っている。そんな事業者の頑張りの下支えになっているのが、女性部の皆さんだと思っています。先ほど見せていただいたスライドにもありましたとおり、大変な活動をしていただいておりますし、その活動の一つひとつが復興の大きな力になっております。また、皆さんの活躍が地域経済を活性化させ、地域の振興にもつながっております。

どうかこの創立50年という節目を機会にして、相馬商工会議所女性会の皆様には、ますます飛躍をしていただきたいと思います。これからも相馬の復興と地域振興にご支援ください。そして、県内各地からおいでの皆さんとともに手を携えて、福島県全体が豊かに復活しますように皆さんのご協力も併せてお願い申し上げまして、相馬市長としての祝辞に代えさせていただきます。

本日は誠におめでとうございました。