【2017年06月01日】相馬市磯部地区太陽光発電所建設工事竣工式

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

相馬市磯部地区太陽光発電所建設工事竣工式

2017年06月01日

ご関係者の皆様、本日は誠におめでとうございます。

この磯部地区は、東日本大震災で256名の方がお亡くなりになられた地域です。ここは、多くの家が連なった住宅地でございました。この住宅地が跡形もなく破壊されました。そしてその住宅地の瓦礫が、特にガラス等々の微細な瓦礫が、この土地の復旧を非常に困難なものにしました。

災害復旧というのは現状復旧が基本ですので、最初はあくまでも水田の復旧を考えましたが、微細な瓦礫と、さらには耕作者の中には亡くなった方もいらっしゃいましたので、農地の新たな土地利用を考える必要がありました。そして住宅地についても、災害危険区域として相馬市が買い上げることになりましたので、その土地利用に関しても困難を極めました。

そのような中、福島県が太陽光エネルギーの推進を方針として掲げておりましたので、相馬市でも太陽光発電という形での地域再生を図ってまいろうかと考えたのが、震災の年の6月でした。最初に相馬の復旧・復興のイメージ図にソーラーパネルを描いたのがその時でした。それから6年が経ち、この地の復興の絵がこうやってできあがるまでには、いろいろな方々のご努力があったものと思います。地域の皆様、そして関係者の皆様で話し合いを重ねながら、一生懸命に取り組んでいただいたものと思っております。

このソーラーの景観は、一つの相馬市の売りになるのではないかと思っています。さらに地域振興という点では雇用も生み出されることなど、相馬市にとっても色々なメリットがあると思っています。

改めまして、ご関係者皆様のご努力に心から感謝を申し上げまして市長としての挨拶の言葉とさせていただきます。本日は誠におめでとうございました。

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更新日:2020年01月10日