議会あいさつ(令和7年第2回)
令和7年第2回相馬市議会定例会開会(令和7年3月3日)
高齢者などの見守りに関する取り組みについて
去る12月23日、みやぎ生活協同組合と「地域見守りの取り組みに関する協力協定」を締結いたしました。
同協定は、みやぎ生活協同組合が行う配達業務において、高齢者のひとり暮らし世帯などの訪問先で異変などを発見した際に、市と連携した対応を取ることで高齢者などが安心して自立した生活を送ることができるよう支援することを目的としております。
現在、地域の声かけ見守りは、特定非営利活動法人ライフネットそうまを中心に、各地域で活動しているボランティア団体のひまわり会が行っておりますが、このたびの協定を踏まえ、より充実した体制の構築と地域の見守りに努めてまいります。
パートナーシップ制度について
県は、県民一人一人が個人として尊重され、誰もが安心して暮らすことができる社会の実現に向け、令和6年9月から「福島県パートナーシップ制度」を開始しています。
市は、県内各市の対応や社会情勢を鑑みて、去る2月3日から同制度と連携した「住民票上の続柄変更」や「市営住宅への入居申し込み」などの行政サービス8項目の利用を開始いたしました。今後も、同制度と連携が可能な事業やサービスを拡充した際は、市ホームページなどを活用し広く周知してまいります。
放射能対策について
市は、令和6年度個人積算線量計 Dーシャトルによる 外部被ばく線量測定を、全市民を対象に募集し、150人の申し込みがありました。
2月25日現在、146人の測定が完了し、結果は、全員が長期的目標値である年間追加被ばく線量 1.0ミリシーベルト以下であり、平成27年度以降、 長期的目標値を継続して保っております。
この測定結果から、市内での生活において、健康に影響を及ぼすことはあり得ないと断言できるものと考えております。
「令和7年相馬市成人式二十歳のつどい」について
去る1月12日、市民会館において開催し、新たに二十歳となった257人が出席いたしました。
今年の対象者は、小学校入学という節目の年に、東日本大震災に見舞われ、困難と不安の中で小学校生活をスタートさせた方々でありますが、新成人として成長した姿を見た喜びと新成人代表の意見発表の言葉に胸が熱くなる思いをいたしました。
市といたしましては、新成人の方々を心から祝福するとともに、今後のさらなる成長と活躍を期待しております。
「相馬市史」編さんの完了について
平成16年に市制50周年を記念して、市の歴史編さん事業を開始して以来、有識者の方々をはじめ市民の皆さまの協力を得て、本年3月1日に最終巻となる『近世通史編』を発行し、全9巻10冊に及ぶ市史編さん事業を完了するに至りました。
20年間にわたり、本事業に携わってこられた方々に深甚なる謝意を表し、議会をはじめ市民の皆さまにご報告いたします。
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更新日:2025年03月04日