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メニューを閉じる議会あいさつ(令和5年第8回)
令和5年第8回相馬市議会定例会開会（令和5年12月4日）
第6次相馬市行財政改革大綱の策定について
市はこれまで5次にわたる行財政改革大綱に基づき、行財政運営の改善を図ってまいりました。これらの取り組みは、財政面の成果に加え、組織全体で対策を行うことによって、近年の大規模災害や新型コロナウイルス感染症などの危機的な状況への対応にも生かすことができたものと考えております。
ここで改めて、相馬市が相馬市であり続けるべく、令和5年度から令和7年度までを実施期間とした「第6次相馬市行財政改革大綱」を策定いたしました。同大綱は、「マスタープラン2017」に基づく「第5次相馬市行財政改革大綱」の基本的な考え方を引き継ぎ、継続的な行財政改革に取り組むこととしております。
今後も、市民の需要を正確に理解しながら、不断の行財政改革により健全な財政運営を維持し、本市のさらなる発展と成長、市民の暮らしやすさを追求してまいります。
図上訓練の実施について
9月25日、災害発生後の対応力向上と組織体制の確認を目的に図上訓練を14年ぶりに実施しました。同訓練は、災害対策本部長および災害対応担当部署のスタッフが、まったく準備、余地のない状態で、突発的に発生した災害に対し、どのように対応すべきか訓練し、日頃の備えや装備体制などを総合的に点検し、さらに本部長はじめ、災害対応スタッフの資質の向上を図るため行ったものです。
東日本大震災以前にも2度実施した経験が震災対応に大いに役立ったことを踏まえ、河川改修など一部の工期中のものを除き、大部分のインフラが復興されたものとして実施いたしました。
本訓練は市役所3階正庁に災害対策本部を設置し、市職員のほか、消防団、相馬消防署、相馬警察署、福島県、水道企業団、陸上自衛隊、約90人が参加し実施いたしました。
当日は、進行役から災害発生に伴い、担当者にとって予知しない架空の事態がランダムに訓練参加者に発せられ、一刻を争うべき意思決定や必要とされる行動を実践しました。同訓練の実施に当たり、ご協力いただきました関係各位に、心から感謝申し上げますとともに、より一層の防災体制の充実に努めてまいります。
次回の訓練は小泉川の河川改修終了後に、都市内水の処理などを対策の念頭に置いて、同様のシナリオのない図上訓練を実施する考えです。
LVMH子どもアート・メゾンで行われたイベントについて
10月28日、LVMHグループのご協力のもと、オリジナルTシャツづくりのワークショップを開催し、幼稚園児や小学生など19人が参加しました。参加者は作成したTシャツを着用し、プロの写真家に撮影してもらうファッションショーに参加するなど、貴重な体験を堪能しておりました。イベント開催に当たり、ご協力いただいたノルベール・ルレ代表取締役社長をはじめとするLVMHグループに感謝を申し上げます。
相馬市こども科学フェスティバルについて
11月4日、体験型の科学イベントとしてスポーツアリーナそうまをメイン会場に開催し、市内外の企業など20団体が出展しました。当日は、約630人の市民などの親子連れらが来場し、実験や体験を通して科学の楽しさと魅力に触れました。本フェスティバルの開催に当たり、ご協力いただいた関係各位に感謝を申し上げます。
各種スポーツ大会の結果について
9月30日、第17回市町村対抗福島県軟式野球大会において、相馬市チームは4回戦で福島市と対戦し、惜しくも0対2で敗退となりました。
10月14日から29日までの延べ5日間、第10回市町村対抗福島県ソフトボール大会が、相馬光陽ソフトボール場で開催され、県内55市町村の代表チームが参加しました。相馬市チームは1回戦で西郷村と対戦し、1対8で敗退となりました。
11月19日、第35回ふくしま駅伝において、相馬市チームは白河市から福島市までの16区間をタスキで繋ぎ、全区間を走りぬき総合31位の結果でありました。
これらの各種スポーツ大会に出場した選手の皆様には、ご健闘いただきましたことに敬意を表しますとともに、競技運営にご尽力いただきました関係各位に感謝を申し上げます。
令和5年産米の放射性物質モニタリングの結果と作況指数について
市内8方部で各1カ所づつ、モニタリング検査を行った結果、今年度も放射性セシウムについては、国が定める基準値超過を認めないことから市内全域の米は出荷・販売をしております。なお、降水量不足の影響が心配されておりましたが、浜通り地方の作況指数は、102の「やや多い」でありました。
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更新日：2023年12月04日