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メニューを閉じる議会あいさつ(令和5年第1回)
令和5年第1回相馬市議会定例会開会（令和5年2月27日）
子ども・子育て政策について
市は、喫緊の課題であるすべての妊婦および子育て家庭が安心して出産・子育てできるよう、経済的支援として、2月1日より出産・子育て応援給付金の申請受付を開始いたしました。
また、妊娠期の母子健康手帳交付時の面談や出産後の乳児家庭全戸訪問時などの折に触れ、各種関連サービスの説明や出産・子育てに関する相談などに応じる「伴走型相談支援」をこれまで同様、実施してまいります。
さらには、本年4月1日付けで国において「こども家庭庁」が発足することや、国が進める子どもに関する重要施策に適切に対応するため、同日付けで保健福祉部内に「こども家庭課」を設置することといたしました。
市といたしましては、これまで市が実施しておりました子ども・子育て政策はもとより、今後、展開される国の重要施策などに対しても、適切かつ迅速に対応し市民サービスの向上に努めてまいります。
移住定住政策の取組について
2月4日、市男女共同参画プラン推進会議の主催により、男女共同参画社会を考える機会として、「移住・転入女性が暮らしやすい福島を目指して」をテーマに講演会を開催いたしました。参加した市民らは、転入する方の悩みや不安に触れ、移住する方を大切にするまちづくりについて、意見を交わしておりました。
市といたしましては、同推進会議委員の皆様のご尽力に感謝するとともに、今後もご意見をいただきながら、性別にとらわれることなく一人一人が自分らしく生きることのできる社会の実現に向けて努めてまいります。
さらに、2月7日、移住定住に関する総合的なサポートを行う「そうま移住定住総合窓口」を市役所3階の企画政策課内に開設いたしました。当窓口は、移住希望者からの仕事や住居の相談のほか、情報提供を積極的に行い、移住・定住施策をより適切に運用してまいります。
再生可能エネルギーを活用したおでかけミニバスの運行開始について
市は、株式会社IHIと共同で運営している「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」において、再生可能エネルギーの地産地消や、水素の製造と利用技術の開発を推進してまいりました。このたび、太陽光発電による電力で製造した水素と二酸化炭素を合成した合成メタンを製造する装置が、同センターに設置されました。合成メタンは、二酸化炭素を使用し製造することから、燃焼時の二酸化炭素の排出は相殺され、新たな二酸化炭素が発生しないためカーボンニュートラルとなるものです。
市は、再生可能エネルギーの地産地消の取り組みの一環として、おでかけミニバスの車両6台中1台を、合成メタンで走行できる構造に改造し、2月22日より運行を開始いたしました。車両燃料とする合成メタンの活用は国内初であります。
今後は、車両の運行から得られる二酸化炭素排出量削減データなどを活用し、「水素を活用したCO2フリーの循環型地域社会づくり」の取り組みを進めてまいります。
放射能対策について
市は、令和4年度個人積算線量計D-シャトルによる外部被ばく線量測定を、全市民を対象に募集し、176名からの申し込みがありました。すべての測定は完了し、結果は、年間追加被ばく線量0.315ミリシーベルト以下であり、平成26年度以降、長期的目標値である年間1.0ミリシーベルト以下を9年連続で保っております。この測定結果から、市内での生活において、健康に影響を及ぼすことはあり得ないと断言できます。
「令和5年成人式20歳のつどい」の開催について
市は、法律上の成人年齢が18歳に引き下げられて以後、初めての式典となった成人式を、「成人式20歳のつどい」と名称を改め、これまで同様、20歳の方を対象に、1月8日、市民会館で開催いたしました。
市といたしましては、引き下げ後の成人年齢が受験や就職など人生の1つの大事な岐路となる進路選択の時期と重なることから、今後も、20歳の方を対象に、大人になったことを自覚し自ら生き抜こうとする新成人を祝い、励ます式典となるよう努めてまいります。
市内中学生のスポーツにおける活躍について
昨年10月に開催された第29回福島県中学校新人野球大会において、中村第一中学校野球部を中心とする「中村連合」は見事優勝を果たし、3月21日から26日まで静岡県で開催される文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会に出場することとなりました。全国から56チームが参加する大会であり、中村連合の活躍を期待いたします。
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秘書課 秘書係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
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更新日：2023年02月27日