【2024年8月8日】子どもたちの読解力向上のために 公立学校研究指導員会

第3回公立学校研究指導員会は8月8日、市役所で開催され、市内小中学校の教員ら14人が参加しました。

同指導員とは、子どもたちの読解力向上のため、リーディングスキルテスト（RST）を活用した授業改善にあたって、各校のリーダー役として実践・指導する教員のこと。

当日は、中村第二小学校と中村第二中学校の同指導員による実践報告が行われました。

中村第二小学校は「全員立って音読」や「RSタイム（視写、音読）・RSノート」、中村第二中学校は「授業のめあての聴写による共書き」や「ペアで音読」など、本年度から取り組んでいる実践事例とその効果の報告がありました。

続いて、一般社団法人教育のための科学研究所の目黒朋子上席研究員が「RSノートの指導（初級編）」と題した講話を行い、子どもたちの「自ら学び育つ力」を伸ばすための「RSノート」の具体的な指導法を説明しました。

参加者らは、各校で校長はじめ所属する教員へ伝達講習を行い、2学期からの指導に活用するため、真剣に聞き入っていました。