【2024年3月11日】震災から13年 市東日本大震災追悼式

遺族代表が追悼の言葉を述べる様子

東日本大震災の発生から13年を迎えた3月11日、市民会館で、犠牲者を悼む相馬市東日本大震災追悼式が開催されました。

市が主催し、遺族ら約250人が参列し、震災の犠牲者を悼み黙とうをささげました。

式で、立谷市長は「これまでの相馬の歴史を作り上げて来られた先達に恥じることのないよう、受け継がれてきた絆と共に未来へつないでいくことをお誓い申し上げます」と式辞を述べ、高玉良一市議会議長が追悼の辞を述べました。

献花の様子

遺族を代表し竹岡佳郁人さんが震災からの13年間を回想し「震災当時はまだ4歳で、福島市に住んでいました。覚えているのは、3歳上の兄がテーブルの下で守ってくれたことです。地震の後、磯部に住む祖父母が津波で亡くなってしまったことを知りました。もし祖父母が生きていたら、大きくなった自分の姿をみてさぞかし驚くに違いないと思います。私は、4月に高校3年生になります。進学か就職かという分岐点にいます。進学への憧れもあります。地元で1日でも早く働いた方が天国の祖父母も喜んでくれるのではないかという思いも強くあります。今回の追悼の言葉をとおして、改めて自分自身を見つめ直す機会をいただきました。今は、地元企業に就職し、相馬市に貢献できる大人になりたいと考えています」と犠牲になった御霊に語りかけました。

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〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
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更新日:2024年03月15日