【2022年3月11日】震災から11年 市東日本大震災追悼式

遺族代表あいさつ

東日本大震災の発生から11年を迎えた3月11日、市民会館で、犠牲者を悼む相馬市東日本大震災追悼式が開催されました。

市が主催し、遺族ら約200人が参列。

震災後に子どもたちの生きる力を育む事業として始まったエル・システマ子ども音楽祭の映像を鑑賞したあと、震災の犠牲者を悼み黙とうをささげました。

式で、立谷市長は「震災の災禍と教訓、多くの命を守ってくれた英霊、お寄せいただいた心温まる支援を忘れることなく、後世に語り継いでいきます」と式辞を述べ、石橋浩人市議会議長が追悼の辞を述べました。

献花の様子

遺族を代表し佐藤優瞳稀さんが震災からの11年間を回想し「津波が来るから早く小学校に避難しなさい。パパも後から行くからと言い残し、消防団の活動に向かった父は津波で亡くなりました。父親代わりとなり育ててくれた祖父が大工として復興に貢献している姿に影響を受け、私も建築を学ぶことを選びました。あの日のことを忘れず、今まで支えていただいた恩を返せる立派な大人になりたいです」と犠牲になった御霊に語りかけました。

(注意)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して開催しました。

この記事に関するお問い合わせ先
社会福祉課 児童家庭係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2204
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更新日:2022年03月14日