【2022年11月27日】流域治水の推進に向けて 県流域治水シンポジウム

福島県流域治水シンポジウムでの基調講演の様子

福島県流域治水シンポジウムは11月27日、総合福祉センター(はまなす館)で開催され、約100人の市民らが参加しました。

同シンポジウムは、気候変動による水災害の激甚化・頻発化に備え、河川整備や流域全体で水害を軽減させる治水対策「流域治水」を推進し、地域住民に流域治水への理解を深めてもらうことを目的に、県、宇多川・小泉川流域治水協議会、新田川流域治水協議会が主催。

当日は、長林久夫日本大学名誉教授や桜井美菜子気象庁福島地方気象台長を講師に迎えた基調講演が行われたほか、長林教授をコーディネーターとして「相双方部のこれからの流域治水の推進に向けて」と題したパネルディスカッションが行われました。

福島県流域治水シンポジウムでのパネルディスカッションの様子

パネルディスカッションに参加した阿部勝弘副市長は、「宇多川や小泉川の外水、内水対策として、市独自に排水ポンプ車を導入配備しました。また松ケ房ダムの治水協定を締結し、貯水位を調整することで洪水調節のため、下流河川の氾濫や浸水被害の低減を図っている」と市の取り組みを説明しました。

参加した市民らは、関係者が連携して、災害から命を守ることの重要性を改めて確認していました。

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更新日:2022年12月05日