【2022年11月5日】12年ぶりの相馬市開催 全国報徳サミット

報徳サミット相馬市大会の開演アトラクション 原釜神楽保存会による神楽披露の様子

第27回全国報徳サミット相馬市大会は11月5日、市民会館で開催され、市内外から約600人が参加しました。

同サミットは、江戸時代の農政家・思想家である二宮尊徳にゆかりのある全国の市町村で構成された全国報徳研究市町村協議会が開催するもので、年に1度、同協議会に加盟している17市町村のいずれかで開催されています。

当日は、開演アトラクションとして原釜神楽保存会による神楽や市子ども民謡教室と相馬民謡同好会による民謡が披露されたほか、「至誠と推譲 報徳仕法を励みに復興に取り組んだ相馬市」と題して立谷市長による基調講演などが行われました。

報徳サミット相馬市大会の基調講演で立谷市長が講演をする様子

立谷市長は「報徳仕法の一つである、推譲の視点から東日本大震災やその後の大雨災害などの厳しい時期に同協議会加盟の市町村から多くの支援を受けました。また、復興にあたっては、分度の思想のもと、身の丈にあった事業に取り組んできました」と述べ、報徳思想に思いをはせながら、災害復興の取り組みを説明しました。

(補足)同サミットでは、尊徳が提唱した報徳思想を一つの指針として、共に英知を出し合い、温故知新をテーマに加盟市町村による研究と連携を進めており、本市での開催は2010年(平成22年)以来、12年ぶりとなります。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
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更新日:2022年11月09日