【2021年7月24日】騎馬武者らが出陣 相馬野馬追開幕

出陣式で訓示する総大将

7月24日、国の重要無形民俗文化財の相馬野馬追が開幕、市内では総大将出陣式と宇多郷行列が行われました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、規模を縮小し、一部無観客で開催。

出陣式は、中村城跡内の相馬中村神社境内で行われ、相馬家33代当主・相馬和胤氏の長男で総大将を務める行胤(みちたね)氏が「昨年よりも多くの騎馬がこの妙見の社に参陣できたこと誠に嬉しく思う。この度の疫病による災難が続いている中でも、我々が先祖代々受け継いできた相馬野馬追を次の世代に向け、変わらず続けていくことが、強い希望になることを信じ、全騎馬が軍勢を整え、威風堂々と進軍してほしい」と訓示。

大手門より出陣する総大将

全員で出陣の盃を上げ「相馬流れ山」を斉唱しました。

その後、総大将が騎馬武者を閲兵し、陣螺(じんがい=ほら貝)の音を合図に、中村城跡の大手門から行列が出発。

甲冑(かっちゅう)に身を包み、色とりどりの指旗を背にした騎馬武者が威風堂々と市内を行進し、相馬中村神社に凱旋しました。

25日は南相馬市原町区の太田神社で例大祭が、26日は南相馬市小高区の小高神社で野馬懸(のまかけ)などの神事が無観客で行われます。

街中を練り歩く騎馬武者
帰還の口上を述べる騎馬武者
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更新日:2021年07月24日