【2021年3月11日】復興と鎮魂の願いを乗せた木の葉の舟 じろはったんの会

復興と鎮魂を祈念し、黙とうをささげる様子

東日本大震災の復興と鎮魂を祈念するイベントは3月11日、原釜尾浜地区沿岸で開催され、地元の住民ら約100人が木の葉の舟を海に流し、犠牲者に祈りをささげました。

阪神大震災の被災地、兵庫県出身の児童文学者森はなさんの著書「じろはったん」に登場する「木の葉の舟」をもとにした活動で、じろはったんの会の主催。

木の葉の舟は、泰山木(タイサンボク)の葉に亡くなった人へのメッセージや、復興への思い、将来の夢などを記したもの。

木の葉の舟を海に流し、復興と鎮魂を祈念する様子

兵庫県の「森はな顕彰会」から約5,000枚、県内の小学校などから約4,000枚が集まり、当日にも、市伝承鎮魂祈念館前に記入台を設けて訪れた人の木の葉の舟を募りました。

東日本大震災が発生した14時46分に合わせて参加者全員で海岸に向かって黙とうし、約9,000枚の木の葉の舟を一斉に海に流しました。

参加者らは、沖へ流れていく木の葉の舟を見つめながら震災の犠牲者を悼み、復興を願いました。

同イベントは、2013年から始まり今年で9回目です。

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更新日:2021年03月15日