【2019年12月22日】東北中央自動車道 相馬IC~相馬山上IC間開通

立谷市長ら9人がテープカットを行う様子

東北中央自動車道(相馬福島道路)「相馬インターチェンジ~相馬山上インターチェンジ」の開通式は12月22日、相馬インターチェンジ付近で行われ、関係者ら約230人が出席しました。

式で、和田政宗国土交通大臣政務官が「相馬福島道路の開通による浜通りと中通りの接続は、広域観光や物流の促進、東日本大震災からの復興・再生に向けた取り組みの支援につながる。2020年度までの全線開通を目指して事業を推進していきたい」と述べ、内堀雅雄県知事の後に立谷市長が「高速道路整備によって救急医療を担保するという長年の夢がかなった。市を挙げて開通を喜びたい」とあいさつ。

立谷市長が式典であいさつを行う様子

来賓祝辞が行われたあと、地域の声として草野清貴相馬商工会議所会頭が「本市の新鮮な海産物などの資源を生かし、広域交流観光に向けた取り組みに努めていきたい」と述べました。

和田国土交通大臣政務官や内堀県知事、立谷市長ら9人のテープカットに続き、式典関係者の車両やバスが通り初めし、開通を祝いました。

また、和田観光苺組合のイチゴや相馬ブランドの認証を得たお菓子「相馬麦つきせんべい」が参加者に振る舞われました。

相馬福島道路を通り初めする様子

相馬福島道路は、早期復旧を図るリーディングプロジェクト(復興支援道路)に位置付けられ、相馬・福島間の急こう配・急カーブ個所の解消による交通の信頼性や速達性向上を目的に進められており、今回の開通で全長45.7キロメートルのうち、33.5キロメートルが通行できるようになりました。

残る区間も令和2年度末までの開通を目指し工事が進められており、東北中央道と常磐道の接続による地域経済の活性化や観光交流の拡大が期待されます。

式典参加者が振る舞われたいちごを食べる様子
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更新日:2019年12月23日