【2019年11月8日】給食と清掃の姿を海外へ発信 中村二小

訪れた外国人記者が子どもたちと給食を食べる様子

海外からの視察団5人は11月8日、中村第二小学校を訪れ、学校給食と児童の清掃風景を視察しました。

視察に訪れた参加者は、フィリピンやオランダ、ロシアなど5カ国。

視察は外務省が主催し、海外から記者を中心に招へいし日本の実情を正しく発信してもらうことを目的に行われています。

今回は、東日本大震災からの復興状況や風評被害払しょくの取り組みと、日本ならではの文化である学校給食や児童が主となり行う清掃の様子を取材機会として提供することで、広く海外へアピールするため実施されました。

児童たちの清掃の様子

参加者は、海外の学校では珍しい給食に触れるため、コミュニケーションを取りながら6年生と一緒に給食を試食し、給食のことや学校生活の様子を身振り手振りで質問するなど児童との会話を楽しみました。
試食後、佐藤和子中村第二小学校校長の案内のもと、参加者らは児童らの清掃の様子を視察し、児童の熱心な清掃風景にとても感心ながら写真を撮影していました。
 

佐藤校長より外国人記者たちへの相馬市の取り組みの説明をする様子

また佐藤校長は、東日本大震災の市内の被災状況や復興状況と、市として取り組んでいる食育や食材の安全性などを説明。
参加者からは食育の内容や東日本大震災後の子どもたちの精神的な影響への質問が出るなど、さまざまな質疑応答が交わされました。

視察の最後には、児童による原釜太鼓の演奏が披露され、参加者らは日本の文化である給食と清掃、地元の文化である原釜太鼓に触れ帰路につきました。

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更新日:2019年11月14日