令和7年度事務事業外部評価結果

学識経験者と市民公募者で構成する市外部評価委員会(委員7人)は、本市が相馬市総合計画「マスタープラン2017」に基づき、令和7年度の重点施策実行計画として定めた35施策の中から、15の事務事業を選定して評価を行い、令和7年12月8日、市長に評価結果を報告しました。

評価に当たっては、全6回の委員会を開催し、担当課へのヒアリングや現地視察などを行い、各事務事業の取り組み状況の検証を行いました。

市では、この評価結果を今後の事務事業の改革・改善に反映していきます。

総評

  • 少子高齢化や気候変動の影響により、これまで保たれていたバランスが崩れ始めており、地域社会のさまざまな局面で社会問題として顕在化してきています。人口減少や地球温暖化が確実に進行する中、地域を支えるさまざまな団体の構成員の高齢化・なり手不足の問題、地域の自然環境を形成する里山や農地の荒廃、生活スタイルの変化によるごみ排出問題、下水道を始めとするインフラ維持管理コストの増大など、さまざまな問題の深刻化が懸念されます。今後はこれまで以上に「私たちの住む相馬のことを考えた持続可能なまちづくり」という視点を中心に捉え、未来を見据えた行政運営を行ってください。
  • 市民が安心して生活し、誰もが幸せを感じられる相馬市になるために、相馬に住む全ての人が孤立しない、孤立させないことが極めて重要です。地域全体で見守り合い、支え合い、声を掛け合うことで、住民が社会とのつながりを実感できるように、行政と市民がより深く関わり、誰一人として取り残さない、笑顔あふれる共生社会を目指してください。このような社会の実現には、市民にノーマライゼーションという理念を浸透させることが不可欠です。また、地域力の向上のため、行政が主催する会議に多くの住民が積極的に参加できるよう努め、幅広い層から寄せられる意見を誠実に施策へ反映させてください。

(補足)ノーマライゼーションとは「障がいのある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指す」という理念。

  • 今後も相馬市が魅力ある相馬市であり続けるために、食や自然、史跡など、十分に活用されていないポテンシャルを秘めた観光資源を最大限に活用し、多角的な経済・市街地活性化施策を強力に推進してください。相馬を訪れた方が満足し、リピーターとして情報を発信していただけるように、多様な関係者が協力し合い、住民と共に柔軟な発想で幅広い意見を出し合いながら一体となって取り組むことを期待します。さらに、まちの将来を支える人づくりのため、学校教育の充実を図ると共に、市内への若者の定住を促進するために、世代や性別を問わず活躍できる社会環境づくりを進め、まちの魅力向上とあらゆる面での情報発信の強化を図ってください。

評価結果

15の事務事業についてA、B、C、Dの4段階評価を行った結果は、次のとおりです。

評価結果一覧
評価 事務事業数
A=事業は必要かつ有効であり推進することが妥当 0
B=改善を図りながら継続することが妥当 15
C=事業の一部修正・再検討(事業内容・手法・規模・事業主体など)が必要 0
D=事業の見直し・休止・廃止について検討が必要 0
合計 15

評価の詳細は、下記を確認ください。

外部評価委員から

梶田浩二委員長

任期2期目となった今回の事業評価は、すべてB評価というかなり辛口な結果となりましたが、担当課の方々はそれぞれの事業に対して真摯(しんし)に取り組み努力されていると認識しております。これは、ヒアリングや現地視察を通して委員全員が共通認識として持っているものと思います。

外部評価委員会は、市の行う事業を民間目線でどのように考え評価するかという場なので、市の事業を知り勉強する絶好の機会です。次に選考された方は進んで参加されることをおすすめします。また、今回も担当課の方々にはお忙しい中、詳細な資料を作成していただき参考にさせていただきました。改めて感謝申し上げます。

我妻大委員

今年度で2年目の参加となりましたが、初年度に引き続き、市では市民に寄り添った幅広い分野でさまざまな施策に取り組んでいることを改めて実感いたしました。今後も市民一人一人が安心安全に暮らせるまちづくりや、子どもたちが夢や希望を持って成長できる相馬市を目指して、市民と行政が一体となり課題解決に向けて取り組まれることを期待しています。

伊藤順一郎委員

今年度は、2年目の外部評価委員会となり、職員の皆さまの一年間の取り組みを感じる事も出来ました。一方で市政の課題解決の難しさも感じとれる一年でもありました。

多くの課題の中には、市職員の皆さんと市民との意見交換によって解決へ導くものもあると感じました。激動の時代だからこそ、官民一体になり厳しくなっていくであろう市政と向き合える相馬市になってほしいと思いました。外部評価委員会も、もっと幅広い年代の方が集う事でより良くなると感じました。みんながワクワクする相馬市になって欲しいと思います。

伊東千惠子委員

事業を担当する部署の皆さまには、審議に協力いただき御礼を申し上げます。評価委員の皆さまにも一年間お世話になりました。今年度は全ての事業がB評価となりました。課題はありますが良い結果であると思います。今後もより良い市民サービスの提供に努力してください。

鈴木妙子委員

今年度も外部評価委員会に参加させていただきました。各事業内容を聞かせていただき、きちんと課題を持って考えられていると思いました。これからも市の発展のためにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

宮田真委員

昨年度に続いて、この度も外部評価委員として貴重な機会をいただき、感謝を申し上げます。限られた資源の中で子育て支援や地域福祉、防災などに着実に取り組む職員の皆さまの姿勢に大きな頼もしさを感じました。今後も市民に寄り添った事業推進を期待しています。

米山真弘委員

この度、外部評価委員を務めさせていただき、一市民としては気付くことができない課題や、市の取り組みなどを学ぶことができました。今年度評価した事業は、現在の市の置かれている状況や今後の市民生活の改善に十分に資する内容であると思います。行政と市民とが手を取り合い、より良い相馬市になりますよう期待申し上げます。この度はありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先
企画政策課 企画政策係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
電話番号:0244-37-2132
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更新日:2026年01月29日