姉妹都市交流事業 「子ども親善使節団」

事業の目的

昭和58年3月3日、相馬市は北海道広尾郡大樹町と北海道中川郡豊頃町と姉妹都市の盟約を締結しました。

それ以降、小学生が親善使節団として互いに訪問し、親睦と友情を深めてきました。参加児童の見聞を広めるとともに、両市町との友好と親善に寄与してきました。

この事業は、令和6年度で40回を数えます。

交流活動の様子

令和6年度は、7月27日に原釜尾浜海水浴場を中心に交流活動が行われました。

大樹・豊頃町からそれぞれ10人、相馬市からは13人の小学校高学年の児童が参加しました。

初めに対面式でお互いの自己紹介を行い、磯カニ釣り、浜焼き、SUP・シーカヤック体験を行いました。参加した皆さんは、初めは緊張した面持ちでしたが、活動を通してすっかり仲良しになりました。

一日の交流活動を終え、解散するころには、連絡先を交換し合い「また会おう」と、互いに別れを惜しむ姿が見られました。

参加者の感想

相馬市から、活動に参加した皆さんの感想文を紹介します。

(補足)作品の一部を抜粋して掲載しています。

安藤敬士さん(桜丘小)

対面式

ぼくは、交流会でたくさん友達ができました。交流会に行って大樹町、豊頃町のみんなに会う前は、交流会で会う人と「仲よくなれるかな。」、「いっしょに楽しく活動できるかな。」と不安でした。けどみんなよく話かけてくれたり、やさしくしてくれたりしてくれました。

玉川心結さん(八幡小)

わたしは、涼ヶ岡八幡神社の紹介をしました。発表が終わるとグループの人たちからたくさん調べていてすごいとほめられました。大樹町と豊頃町は「海がきれい」や「ロケットが有名」などいろいろなことを教えてくれて北海道に行ってみたいと思いました。

佐藤柚花さん(大野小)

相馬市のことを知ってもらうためにみんなで自己紹介をして、自分の町の好きな所をグループで伝え合いました。先生が、「自分の町のことを伝えたら好きなお話していいよ。」と言っていたので、グループが一緒だった豊頃町の紀帆ちゃんと夏休みの宿題のことを話しました。

遠藤優信さん(日立木小)

磯カニ釣り体験

最初にカニを取りにいったとき、大きいカニがとれたけどコップからにげてしまい逃がしてしまいました。いつのまにか北海道の友だちとしゃべっていました。楽しかったです。

矢澤龍翔さん(磯部小)

始めに自己紹介をしました。ぼくはとても緊張していましたが、うまく言えることができました。はじめの活動は、カニ釣りです。ぼくはカニを七匹つることができました。北海道や中村二小の友だちができ、楽しく活動することができました。

中村琉愛さん(日立木小)

まず、海に行き「かめちゃん」と「みきティー」と一緒にカニつりに行きました。コツとしては、えさのいかの足をはりがねに付けて、岩と岩の間を狙って、水に入れてゆらさずカニがくるのをまっているとたくさんとれるそうで、やってみると、えさだけ取ってカニがにげてしまいました。くやしかったです。

但野一葉さん(中村一小 )

浜焼き体験の様子

浜やきをみんなで食べました。いかやホタテやトウモロコシをこんがりやいて食べました。海で食べる浜やきはとてもおいしかったです。

佐藤学さん(飯豊小)

浜焼きではいか、ほたて、とうもろこし、おにぎりを食べました。一番おいしかったのはいかでした。北海道の友達も相馬の浜焼きおいしいと言ってもらえてうれしかったです。

松本旭日さん(中村二小)

サップ・シーカヤック体験

サップとカヤックは、初めてだったけどこわい気持ちでした。この時、ペアになった大樹町の5年生ととても仲良くなりました。ぼくは、交流は良いと思いました。大樹町や豊頃町の人達だけでなくて、相馬市のちがう小学校の人達とも友達になれたのもうれしかったです。
最後に、一日だけだったけど、自分はすごく成長したと思っています。時間の長さに関係なく、交流メンバーとの思い出を大切にし、これからもつながっていきたいです。

菅野美月さん(八幡小)

午後になるとシーカヤック体験がはじまりました。4人グループを作りその人達と一緒に船に乗り船をこいで進ませるという体験です。船を進ませるためには、かなりの力が必要で途中から、うでが痛くなってきました。それとみんなで息を合わせるのにとても苦労しました。でもライフセーバーの方に教えてもらったことをもとにがんばってこいだら休むことなくよりとげることができました。私だけだったらクリアすることはできなかったと思うので仲間のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。自分の目標であった「色々な人と協力し楽しむ。」という目標は大成功したなと思いました。

高玉結太さん(大野小)

お別れの式

僕が、一番楽しかったのは、サップだった。海の風が気持ちよかったし、友達と話しながら乗ることもできたからだ。それと大型サップでは、10人でも乗れたので、とても楽しかった。最後は、みんなで思いっきり海に飛びこんだ。
お別れの会では、仲良くなった友達に、この日のためにがんばって作ったプロフィールカードをたくさんわたした。そして、僕は、この交流事業に参加して良かったと思った。なぜなら友達がたくさん増えたのと、大樹町、豊頃町のことだけでなく、相馬市のこともたくさん知ることができたからだ。

阿部晴真さん(中村一小)

見送りの様子

次の日、ホテルみなとやに行って見おくりをしました。そのときすこしかなしかったです。来年、北海道のたいきちょうととよころちょうに行って遊びたいです。最後に、今回の交流でたいきちょうととよころちょうのことを知ることができてよかったです。

この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習課 生涯学習係

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電話番号:0244-37-2187
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更新日:2024年10月15日