藤堂塚遺跡出土の壺

とうどうづかいせきしゅつどのつぼ
- 時代 弥生
- 年代 弥生時代中期後葉(約2000年前)
- 大きさ 高さ58.2センチメートル 口径16.8センチメートル 底径10.0センチメートル
出土地は相馬市の市街地より南西約1.5キロメートルにある成田地区の水田です。
昭和63年度圃場整備事業に伴う試掘調査が行われ、耕作面より40センチメートル下から横倒しの状態で出土しました。器の内外面は丁寧なミガキがかけられ、肩部で厚さ4ミリメートルと非常に薄く堅く焼かれています。文様は上下2つに分かれます。用途としては、一般的には、一度白骨化させた遺体を埋葬する再葬墓につかわれたようです。
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更新日:2019年05月15日