佐藤玄々作 和気清麻呂像(原型)

(常設展展示中)
わけのきよまろぞう
- 時代 昭和
- 年代 1940年(昭和15年)以前
- 大きさ 高さ50センチメートル
木彫(もくちょう)
現在、皇居平河門近くに聳(そび)え立つ《和気清麻呂像》は皇紀二千六百年記念事業として昭和14年から翌15年にかけて制作されました。戦火で多くの作品が失われた中で、現存する大作《和気清麻呂像》は《天女》と並び佐藤玄々芸術を代表する最も重要な彫刻作品として位置付けられます。
4メートルを越える《和気清麻呂像》の制作にあたり、佐藤玄々は何段階かの原型を制作しましたが、この《和気清麻呂像(原型)》はその最も初期の構想段階で制作されたものです。繰り返しの修正跡から、佐藤玄々の造形に対する強いこだわりが伝わってきます。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日