佐藤玄々作 山兎香合

(常設展展示中)
やまうさぎこうごう
- 時代 昭和
- 年代 1952年(昭和27年)
- 大きさ 高さ6センチメートル
石膏(せっこう)
この《山兔香合》は、木彫から石膏に型取りされたものですが、歯切れの良い鑿跡(のみあと)を見て取ることができ、佐藤玄々の彫技の高さを感じることができる作品といえるでしょう。小さいながら細部まで神経の行き届いた品のある作品です。《山兎》と同様に同型の作品の原型となったものと考えられます。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日