佐藤玄々作 観音頭部

かんのんとうぶ
- 時代 ―
- 年代 ―
- 大きさ 高さ46センチメートル
木彫(もくちょう)
この《観音頭部》の特徴は、柔らかく豊かな量感を感じさせる造形といえるのではないでしょうか。これがやさしい表情の表現につながっているのでしょう。《救世観音(ぐぜかんのん)》が飛鳥美術の影響を受けているとすれば、この《観音頭部》は白鳳美術からの影響を感じることができます。いずれも常に古典の研究に勤しんだ成果といえるでしょう。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日