佐藤玄々作 山風

(常設展展示中)
やまかぜ
- 時代 ―
- 年代 ―
- 大きさ 高さ32センチメートル
木彫(もくちょう)
山百合が咲く草むらを颯爽(さっそう)と駆け下りる山兎(やまうさぎ)を彫った作品です。表面をそのまま写すのではなく意図的にフォルムを簡略化することで、彫刻としてのより強い立体感の表現を試みています。また、玉眼を嵌(は)め込むことによって独特の生気を作品に与えています。
この作品も制作の跡から、構想と修正を重ねた原型であることが分かります。制作年代は分かっていませんが、昭和20年代後半にかけて制作した動物の一群との関連が窺えます。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日