佐藤玄々作 一刀彫大黒

いっとうぼりだいこく
- 時代 昭和
- 年代 1941年(昭和16年)
- 大きさ 高さ28センチメートル
石膏(せっこう)
近代日本を代表する美術史家であった矢代幸雄(1890~1975)は《聖大黒天》の写真を見て「底知れぬ神格神秘(しんかくしんぴ)を感ぜしむる傑作なり」と語り、また実物を見て「外柔(がいじゅう)にして内剛(ないごう)」とその造形性の本質を高く評価しました。この《一刀彫大黒》は、昭和23年の清光会展に出品されたその《聖大黒天》と同型の木彫作品から型取りされた石膏の作品です。
説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)
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更新日:2019年08月29日