熊野神社奉納和歌

くまのじんじゃほうのうわか

熊野神社奉納和歌

熊野神社奉納和歌は、相馬市中野にある熊野神社に奉納されたものです。全部で6件あり、現在は熊野神社を管轄するようになった八幡神社で保管されています。

今回指定されたのは、6件の奉納和歌のうちの1件、「冬日詠熊野奉納百種和歌」です。巻紙の中に100首の和歌が書かれています。

詠者には、相馬中村藩5代藩主相馬昌胤、連歌師猪苗代玄盛、家老の堀内辰胤など藩の重要人物が名を連ねています。

成立年代は不明です。しかし詠者の一人である堀内辰胤が、「辰胤」に改名したのが元禄6(1693)年で、没年が元禄14(1701)年であることから、1693-1701年の成立と考えられています。

当時の相馬中村藩の文化を知ることができる貴重な資料です。

指定の区別

市 有形文化財(歴史資料)

所有者/管理者

八幡神社

所在地

相馬市坪田字涼ヶ岡51

指定年月日

令和2年7月13日

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

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更新日:2020年08月12日