双龍文環頭太刀柄頭

そうりゅうもんかんとうたちつかがしら

双龍文環頭太刀柄頭の写真

福迫横穴墓群(相馬市馬場野)から出土した、古墳時代後期(7世紀ごろ)の遺物です。

環頭太刀は、柄頭に環状の飾りをつけた太刀で、柄頭には2頭の龍がつくり出した環の中に玉を含んで向かいあう龍頭が立体的に装飾され、金銅でめっきされています。
これは、環頭を目釘によって茎(なかご)につけ、柄頭、鞘口などを金属でつつみ、柄間は金銀の葛纏文(くずまきもん)または打出文のある銀板、金銅板でおおい、鍔は喰出鍔(はみだしつば)であったろうといわれています。

また、双龍文環頭太刀柄頭は、朝鮮から伝来されたものと考えられます。

指定の区別

市 有形文化財(考古資料)

所有者/管理者

相馬市

所在地

福島県立相馬高等学校

指定年月日

昭和49年6月26日

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

あなたの評価でページをより良くします!
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか

更新日:2019年12月23日